ーピエトラとの出逢いー

初めてピエトラに行ったのは、4年前の友人の結婚式でした。ローズガーデンクライスト教会の荘厳な空気や雄大な景色、鳥肌が立つほどのゴスペルの美しい歌声に私は感動し、自分は親族なんじゃないかと錯覚するくらい(笑)、号泣したのを覚えています。

 

そしてその後に続く、とんでもなく愉快で楽しいピエトラでのパーティ…こんな結婚式もあるんだなぁと強く印象に残っていました。

 

そして数年後、ついに迎えた自分自身の結婚式。小さな頃から花嫁になるのが夢だった私は、どこの会場にしようかかなり迷いました。実は当初、夫が結婚式にあまり乗り気ではなかった事もあり、そういった面からも会場選びは私達にとって重要でした。

 

夫に何故結婚式をしたくないのか尋ねると、「結婚式なんてどこでやっても全部一緒でしょ？」と。その言葉を聞いた時に、ふと頭をよぎったのがこちらの会場でした。ここだったら、夫も満足してくれるような結婚式を挙げられるかもしれない、いや、ここだったら最高の結婚式にならない訳がないと、頭のどこかで感じていたのかもしれません。

 

そこでいくつか候補はありましたが、1件目にこちらに見学に行き、思わずその場で会場を決めてしまいました。

 

 

ープランナーさんとの出逢いー

いざ結婚式をやる事に決まったは良いものの、夫の気持ちも考え、初めは親族のみで食事会だけでもできればいいやと思っていました。しかし私達の担当プランナーである鈴木さんと出逢い、打ち合わせを重ねていくうちに、どんどん気持ちが変わっていきました。

 

ある日鈴木さんが、私達にぴったりだと思う！と結婚式のテーマを考えてきてくれました。その名も「Art Fantastic〜紅葉に咲く、桜〜」です。

 

初めて聞いた時、思わずどんな結婚式になるんだろう…？とワクワクが止まりませんでした。そして何故、紅葉に桜が咲くのだろう？？…と。

 

「私達夫婦は初めて出逢った日、満開の桜並木を2人で散歩しました。そして入籍した日もちょうど桜が満開だったのを覚えています」というちょっとした思い出話を、鈴木さんは拾いあげてくれたのです。

 

紅葉の綺麗な時期の結婚式なので、芸術の秋ということと、私達はドライフラワーが好きで家に沢山飾っていたことから、会場に1本の不思議な木を作り、そこに自宅の花を活かして飾るのと共に、思い出の桜を咲かせましょうと…

 

すごい発想力だなと度肝を抜かれたと同時にセンスの良さだけでなく、ありきたりではない、すごく私達らしさが出るようなテーマを一生懸命考えてくれたのが嬉しかったです。

 

それからは何度も打ち合わせをしましたが、その度に鈴木さんの想像力の豊かさ、提案力、頭の回転の速さには毎度驚かされました。そして何より私達の希望に近づけるように、何時間でも相談に乗ってくださり、細かなニュアンスも含め私達の思いを汲み取り、やりたい事、そうでない事を的確に見極めてくれました。その上でさらに素晴らしくなるよう提案をしてくれるので、私達もこんな事をしてみたい、あれはどうかな？等と、どんどんやってみたい事が膨らんでいきました。

 

最終的には、親族だけでなく、大切な友人達も呼んで、日頃の感謝の気持ちを伝えたい。そして大切な人達と共に、楽しいひと時を過ごしたいという思いに繋がっていきました。

 

ースタッフのプロフェッショナルさー

そんなこんなで結婚式をやると決めてから当日まで3ヶ月ほどしかなかった為、バタバタとドレスも決めなければと焦っていた頃、私の心の支えとなったのは、ドレスコーディネーターの奥山さんでした。

 

友人達のキラキラとした花嫁姿を見るのが大好きな私は、自分もあんな風に綺麗にドレスが着れるんだろうか、と漠然とした不安を抱えていました。そんな中、優柔不断な私は母と何度もドレスを選びに行き、夜遅くまでかかってしまうことも度々ありました。しかし奥山さんは一度も嫌な顔をせず、私と同じくらい、もしくはそれ以上に真剣にドレスを一緒に選んでくれました。

 

どんなに迷っても、結局最後には
「やっぱり奥山さんが最初に勧めてくれたものがいいね」と言えるくらい確かなコーディネート力があり、花嫁と同じ目線に立ってどんな事も一緒に考えてくださるので、絶大な信頼感がありました。

 

そして最後の2着まで絞った時、、どうしてもここの部分はこっちのドレスの方が好きだけど、ここはあっちの方が良くて…と頭を悩ませていた所、奥山さんは私達には想像もつかない方法を提案してくれました。様々な工夫を施して、私にとって世界に1つしかないウェディングドレスにしてくれたのです。それはまさに私が思い描いていたドレスであり、奥山さんとじゃなきゃ着れなかったドレスだと思いました。そして自分だけの特別なドレスになるよう考えてくれた、その気持ちが心から嬉しかったです。

 

ある日ドレスを選びながら、奥山さんにふと何かを相談した際にも、「あの件は大丈夫でしたか？」と後日忙しい中わざわざ心配して電話をくれました。そのお気持ちだけでも嬉しいのに
こちらに気を遣わせないように、「ゆかこさんの声が聞けて嬉しいです」とまで言ってくれるんです。

 

どこまですごい人なんだろうと尊敬すると同時に、とっても心が洗われました。奥山さんと話すと、また準備を頑張ろうと前向きな気持ちになれたのです。ドレスの枠を越えて、花嫁の心に寄り添ってくれる、本当に素晴らしいドレスコーディネーターさんだなぁと思いました。心から楽しいと思えたドレス選びの日々は、私にとってかけがえのない思い出となりました。

 

まだまだ話せばキリがないのですが、ピエトラにはこのようなプランナーさんやドレスコーディネーターさんだけでなく、フローリストやメイクさん、カメラマンまで本当に全員が素晴らしく、プロフェッショナル集団だなと感じる瞬間が何度もありました。それだけでも、ピエトラを選んで良かったなぁと思えるくらいに。

 

 

ーついに迎えた結婚式当日ー

当日は、ついにこの日が来たという喜びや楽しみの反面、夫やゲストの皆さんが、心から楽しんでくれるだろうか…と少し緊張もしていました。しかし実際に式が始まると、そんな不安は微塵も感じる隙がないくらいに楽しく、今までの人生で味わった事もないような大きな感動に包まれ、あっという間に時間が過ぎ去っていきました。

 

最後に桜のカクテルで乾杯し、皆で満開の桜を咲かせる事ができ、本当に良かったなぁ…ついに結婚式も終わりか…と安堵していた頃、突然私達にスポットライトが当たりました。

 

なんと、夫がサプライズで手紙を用意していたのです。絶対にそんな事はないと思っていたので、本当にびっくりしました。夫が手紙を読み終えると、最後に沢山の桜の花びらが天から降ってきて、、これ以上ないほど感動しました。

 

それで終わりかと思っていたら、「実は20年分の手紙を用意してきたんだ」と夫から束ねてある沢山の手紙を渡され、涙腺が崩壊しました。。

 

私達とプランナーさんの打ち合わせの他に、夫は私に内緒でプランナーさんと連絡を取り、打ち合わせをしてくれていたようです。こんなに沢山準備をしてくれていた夫にも勿論感謝ですが、こんな素敵な演出を考えてくれたプランナーさんはすごいなと心から感心してしまいました。

 

今日味わった感動だけでも充分すぎるくらい嬉しかったのに、今日だけでなく、来年も、再来年も、あと20年間も結婚記念日が来る度に毎年手紙を読む楽しみを与えてくれるなんて…本当に本当に感動しました。

 

これは間違いなくピエトラじゃなきゃ味えなかった感動だと思います。

 

そしてサプライズはこれだけでは終わらず…楽しい結婚式がついに終わり、余韻に浸りながら控え室に戻ると1枚の絵がテーブルに立て掛けてありました。

 

なんだろう…？と不思議に思っていると、

「これは会場からお2人へのプレゼントです」と鈴木さんからお言葉が…

私達2人の思い出の景色をイメージして、スタッフさんがわざわざ描いてくれたとのことでした。。

 

本当にやられました。どこまでこの人達は、私達を驚かせ、喜ばせてくれるんだろうと。。私達もゲストと同じ感覚で知らない事が本当に沢山あって、心から楽しませてもらうことができ、ピエトラの皆さんは本物のエンターテイナーだと思いました。

 

ゲスト達からも、「今までこんな結婚式見た事ないよ！」
「楽しくて感動的で本当に良い式だった」
と皆に言ってもらえて、とっても嬉しかったです。

 

ーピエトラで結婚式を挙げてみて思ったことー

ここで結婚式をやって良かったことは、夫の見た事のない顔が見れたこと。

 

最初は乗り気じゃなかった夫ですが、当日は感動して何度も涙を流したり、友人と心から楽しそうに笑ったり、緊張しながらも大きな声で手紙を読み上げてくれて…普段一緒にいても、初めて見る姿がそこには沢山ありました。なんだか新鮮な気持ちになると同時に、この人と結婚して良かったなと改めて感じる事ができました。

 

夫からも、
「本当に楽しくて素晴らしい1日だった。ピエトラだったらもう1回結婚式を挙げてもいいくらい。結婚式をやって本当に良かった、ありがとう。」という言葉が聞けました。

 

最初は「地獄に落ちるほど結婚式が嫌だ(笑)」と言っていた夫の気持ちを動かしたのは、間違いなく鈴木さんを始めとした、スタッフの皆さんの心の温かさだと思います。当日こんなに大きな感動を味わえたのも、当日に至るまでの楽しかった打ち合わせの日々があったからこそで、準備期間も含めて全てが結婚式なんだな、本当に楽しい結婚式だったな…と思いました。

 

そしてピエトラのスタッフの皆さんの温かさに触れ、なんだか人との繋がりっていいな…こんなにも自分達の為に一生懸命になってくれる人がいるって有難いなぁ…と、普段自分達を支えてくれる全ての人達へ感謝の気持ちが湧き上がってきました。

 

こんな気持ちにさせてもらい、私達は本当に幸せ者だと思いました。
私達に関わってくださった全てのスタッフの方々へ、改めて感謝の気持ちを伝えたいです。
本当にありがとうございました。

 

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私はこれから先、桜を見るたびに

夫の手紙を読むたびに

天から降ってきた沢山の桜の花びらを

家族や友人達の笑顔を

ピエトラの皆さんの温かさを

あの日の大きな感動を

毎年思い出すことでしょう…

 

 

 

 

Planner's Message

この度は、パーティーレポートのご協力ありがとうございます。

メッセージを拝見し、結婚式がついこの間のように感じるほど・・・

初めておふたりにお会いした日のお打ち合わせのことも鮮明に覚えています。

 

結婚式に対して沢山の夢を抱いていた友香子さん。

結婚式に対して距離があった航さん。

 

その時、どんなカタチであっても

おふたり “らしさ” が輝く一日を一緒に創れたら、、、と思いました。

 

パーティーテーマが出来たのも

ふたりのこと、ご家族様のこと、ご友人様のこと・・・

様々なことをオープンに教えてくださったので、直ぐにご提案することができました。

 

メッセージの中に、航さんの気持ちを動かしたのは

スタッフと書いてくださいましたが、間違いなく『友香子さん』だと思います！

 

周りの方々を一番に想い、愛する旦那様の気持ちを尊重し

ふたりでたくさんの話し合いを重ねて、妥協することなく準備を頑張ってきた姿が

真っ直ぐ航さんに伝わったと思っています。

 

私にとって素敵な夫婦の在り方で憧れを感じました。

 

結婚式はもちろん、おふたりとご準備をさせていただけたことが

何よりも思い出深い時間でした！

 

また、いつでもピエトラセレーナへ遊びにきてください。

その時、結婚式の話をたくさんしましょう！

 

いつまでもお幸せに！

 

プランナー　鈴木あゆみ