花嫁の靴
私が初めて歩いたとき
靴をはかせてくれたのはお母さんでした。
おぼつかない足取りで
フラフラと手さぐりに歩く私の手をとって導いてくれたのはお父さんでした。
大人になって、もう靴を履かせてもらわなくても
自分の脚にあう靴を自分で選ぶようになり、
私を導いてくれる手も大切な、大切な人と出逢いました
『 女の人生は平坦じゃない。
だから歩くのが楽しくなる特別な靴が必要なの 』
と某映画のヒロインは言っていた。
大人になれば嫌な事でも辛いことがあっても乗り越えなきゃいけないときがある。
そんな時、前に進む力をくれるパートナーがいてくれるととても心強いよね。
『靴はとびきり良い靴をはくの。
そうすればその靴があなたを良い方向に連れて行ってくれるから。』
これも誰かが言っていた言葉だ。
私の新しい人生のスタートの日にとびきり良い靴をはいて
彼との未来を強く、強く歩いていこうと思う。