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ほっこりプレゼント

 

結婚式の1ヵ月前…
いつもはお仕事が忙しく連絡が来ないご新郎様から珍しくメール。

「彼女にプレゼントを贈りたくて。  渡すものは決まっているんです、どこで渡したらいいですか?」
と、シンプルな一通

男性らしい内容で言葉は少ないけど
きっと自分の中でたくさん考えられていたのだと。感じそのプレゼントが何かとても気になり
お仕事終わりを見計らって電話を。

 

数日後、仕事の都合でご新郎様が打ち合わせに来れないから
「 私一人で行きます」とご新婦様からのご連絡

 

結婚式の打ち合わせのことよりも雑談ばかりの時間。 それも楽しい時間。

ひょんなことから学生時代の話に。
美術部だったこととか、絵が好きになったキッカケとか
その名残で今でも時間があれば絵をかいたり
一番好きなのは
本屋さんで見つけた
繊細なモノクロの絵が1冊の本に描かれて
自分の好きな世界観を色鉛筆をつかって表現ができる。

 

その本が大好きで、趣味と言うか
時間があればつい手が出ちゃうというか
自分の今の気持ちとかテンションで色の出方がまったく違うんです!
と、その魅力をたくさんお話してくれました。

 

「彼と一緒に住むようになってから…」 と、
さっきまでお話していた雰囲気とは変わってご新婦様が話し出し
「なかなか時間が合わず、ゆっくり家で同じ時間を過ごすこともできなくなった時があって…
結婚をしたら夫婦生活はこうなるの?って不安だったのが本音だったんです。 その時、私が好きな本の表紙に彼がいたずら書きをしたんです。」

ケンカのしたときの話?とそのまま頷いていると
「その絵がすっごく下手くそで!!ついひとりでいる家で大笑いしちゃって(笑) 今でも思い出したら笑えるんです!」

 

その顔がとっても可愛くて
数年前の話が最近だったかと思うくらい、
今でも薄れることない想い出として。

それ以降、なかなか会えないときは ふたりを繋ぐものがその本となり、
お互いのパワーになっていたのかと話を聞いて感じた打ち合わせ

 

ご夫婦のすべてを聞くことは出来ないけれど
良いところ、そうではないところ
おふたりの時間、出逢う前のそれぞれの時間。

その背景を少しでも知り、カタチになれば…

 

そして、当日
彼から彼女へのプレゼント。

それは、そのおふたりを繋ぐ[魔法の本]
その表紙には噂に聞いていたご新郎様が描いた絵

「結婚式」という大切な時間がスタートする前
お部屋に置かれていた1冊の本を見て、微笑み、綺麗な涙を流し一日が始まった。
本のラストページにはどんなメッセージだったのか。

 

おふたりだけがわかるプレゼント。

 

 

指輪

 

 

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