親心
小さい頃、
『オバケがきたら、僕がママのこと守ってあげるからね!!』
夜、部屋の電気を消す時に、息子がいつも言っていた言葉。
嫌いな野菜だけ食べ残し、
『お腹いたいから、もう食べれない』
大きくなるまで、よく息子が言っていた言い訳。
そんな息子も、
あっという間に私の身長を超え
社会人になり、最愛の人を見つけた。
子育てを振り返ると、
可愛かった頃の事を鮮明に覚えている。
今日は結婚式。
タキシードを着た息子がお父さんより
すっかり大きくなったことに、感慨深く思う。
そして、照れるとき、頭をかきながら笑うお父さんの癖を
しっかり受け継いでいる我が子を見て
自然と涙が出てきた。
親だって、なかなか恥ずかしくて言えないけど
今日は伝えよう。
『 産まれてきてくれて、ありがとう 』