大切な一日の始まり
一生に一度の大切な日 結婚式当日
礼拝堂の中で 大切な大好きな君を待ちながら
キミとボクの始まりの日を思い返す
高校へ入学したばかりの通学路
キミを見つけた あの日
まだまだクラスにはなじめていない
キミが何年生かもわからなかったけど
初めて見たのは たぶんあの雨の日だったはず
周りにたくさんいるビニール傘ではない
きれいな水色の傘が印象的だった
夏前の学校祭の準備中
それぞれクラスごとに出店作業
ステージ発表練習
外で作業をしてたボク
買い出しから帰ってきたキミを見た
ジャージの色が同じだったから
同じ学年だってわかった
友だち経由で連絡先を聞いた
初めてのメール 緊張した
どきどきしながら誘った花火大会
花火大会に行く前に告白をしようか
花火大会の帰りに告白をしようか…
悩みに悩んでいく前に気持ちを伝えた
花火大会の日 キミとの初めてのデート
浴衣姿で来る予定のキミの姿を想像しながら
いままでに味わったこともないような
ドキドキする気持ちで
家までキミを迎えに行った
家のドアの前で待っていたあの日
手を繋ぐタイミングもひとりでドキドキしながら
過ごしたあの日
・
・
・
これから礼拝堂のドアが開き
ボクが振り返ったら
あの高校生の頃の浴衣姿のキミよりも
大人になって何倍も綺麗なキミがボクの前に
あらわれるのだろう
そうしたらあの日の「かわいいね・・・」じゃなくって
心からの気持ちを伝えよう
ボクたちの大切な1日の始まり