【ウエディングSTORY】親父のなみだ
3歳の頃 お2人は出逢いました
初恋の相手ではなく
いつもどろんこになって遊んでいた大好きなお友達同士
その20数年後 一生の愛を誓うことになるとは
本人たちを含め誰もが想像していませんでした
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会場内にたくさん飾られたお2人のお写真には
幼いお2人の姿がたくさん
一緒に迎えた小学校の入学式
両家でキャンプに行ったり バーベキューをしたり
お友達と遊んだ公園でもずっと一緒でした
そんな小さかったお2人をよく知るご両親は
どのようなお気持ちで「結婚式」という日を
迎えたのでしょう・・・
そんな背景をお持ちのお2人に
どんな形でも良いのでご両親にありがとうを伝えては?
とご提案しました
ご新婦様はお手紙の朗読で
ご新郎様は・・
やっぱり気恥ずかしくてメッセージはご用意できませんでした
でも伝えたいことはある この日を逃したら
きっと今後言えない自分がいるのもわかっている
そのお気持ちから
「短くなるとは思うけど 自分の言葉で伝えます」
とおっしゃってくださいました
花嫁の手紙を聞いていたご新郎お父様は
すでに目頭に熱いものがありました
そしてお2人が感謝の気持ちを込めて
手作りをしたプレゼントをお渡ししたとき
きっとお父様は 幼い頃のご新郎様のことを思い出したのでしょう
不器用なご新郎様からの 精一杯のありがとうを聞いた瞬間
涙が溢れていました
そして パーティーの最後
エンドロールに映った当日の写真には
お父様からご新郎様へのメッセージ
「幸せになれよ」
それを見たご新郎様の目にもなみだが…
似たもの親子ですね