結婚式の前日は
「初めまして!このたびは誠におめでとうございます」
そう、満面の笑みで初めましてをしたプランナーさんと打ち合わせを初めて早5か月
あっという間というのは まさにこの事か。
気付けば明日は私たちの結婚式となっていた
仕事をしながらの準備は 毎日がバタバタとすぎていき
花嫁としての実感など感じる暇もなく過ぎていった
『周りが花嫁にしてくれるから大丈夫だよ』
いつか先輩花嫁が私に言ってくれたこの言葉
魔法の言葉に聞こえたあの時を今でも鮮明に覚えている
一通りの準備を何とか終えて
今までお世話になった親にも最後のあいさつ
-ついにお嫁に行くんだなぁ~-
そんなことを想いながら 実家を後にしたときは
いつもは「バイバイ」と手を振れるのに
この日ばかりは振り返ることもできなかった
結婚式の準備をしていて思ったこと
それは本当にたくさんの人の「手」で作られているんだということ
目の前にいる人ばかりではなく
私たちの見えないところで結婚式を支えてくれている人がたくさんいる
人を幸せにするのは人
目を閉じれば今まで結婚式でお世話になった人たちの顔が浮かんでくる
結婚式という商品は目で見て決めることができないから
当日までどんな時間になるんだろうか…
ゲストのみんなはどんな表情で楽しんでくれるのだろうか…
私たちはどんな表情で過ごしているんだろうか…
泣いてばかり?
むしろ、顔が筋肉痛になるほど笑っているのかも?
そんなことを考えながら過ごす結婚式の前日 深夜12時
きっと最高な一日になるに違いない