幸せが宿る～結婚をする実感
「結婚をする」
という実感が実はある日が来るまで湧かず
なんとなく「結婚式の打合せ」に
足を向けていた
きっと他のご夫婦は
プロポーズをしてから
お互いの実家にあいさつに行ってから
結婚指輪を買ってから
「結婚をする」という実感が湧くのだろう
でも俺はプロポーズもしていなければ
彼女とは長い付き合いだから
お互いの両親も仲が良い
指輪だって結婚式までには買わないと、
って言いながら買ったくらい
打合せが進んでいくにつれて
決まっていく当日の内容に
内心わくわくしていたけれど
それは文化祭実行委員会で集まって
話し合っているような感覚で
その日を ”どんな想いで”
なんて深いところまで考えていなかった
当日を迎える前に飛び込んできた
心臓が止まりそうになった ビックニュース
「実はね…」
と彼女が打ち明けてくれたその話とは…
やっと 「結婚をする」ということがわかった
守るものが増えて
楽しみが 2倍 3倍になって
俺たちは夫婦になるわけだけど
ここまでを支えてくれた 両親 仲間
みんなにこれを伝えることだったんだ
「みんなのおかげで 俺はこんなに幸せです！」
「…そしてもうひとつの
幸せを得ることが出来ました！」
